ポータブルオーディオの沼に入りかけていた時、それの存在を知ってしまった。
私「耳型を取って作るイヤホン??何それ??」
耳型を採取し、自分だけの耳に合ったイヤホンが作れるCIEM(カスタムインイヤーモニター)をEイヤホンの一角で見つけてしまったあの日。
家電量販店の2000円のイヤホンから中華イヤホンに乗り換えていた私には衝撃的だった。
私「なるほど、ステージ上でアーティストさんがつけてるアレね。それ要る??」
ステージ上で歌う事なんて今後無いだろう。せいぜい歌うならカラオケ程度。バンドなんてやったこともないです。合唱やってました。ハイ。
まぁ音を聴くだけならタダだし何機か視聴しよう。そうしよう。
店員さんに3台ほど試聴機を出して頂いて視聴した瞬間に購買意欲がグッと増した。しかし、
私「なんじゃこりゃ…今までのとは別モン…。」
???¥67,800 ←…。
ソリャイイ音デテマスヨネ。
数千円程度の中華イヤホンを使っていた私からすれば信じられない価格でした。
私「でもこれ世界で1台のオレ専用イヤホンになるんだよな、ロマンの塊では?」
完成品の見た目カッコイイな…
イヤーピース不要で完璧なフィット感と遮音性…
今しかない、オーダーしよう。
そんな軽い気持ちでオーダーをその場で決めました。半分衝動買いです。
そしてオーダーしたのはUE(アルティメットイヤーズ)というアメリカのメーカーUE5pro to go。
人気ナンバー2という事もあり、とても人気な機種ということで納得もしました。
イヤホン本体への装飾は初めての制作という事でオプションは抜きにして左右で色だけ分けることにしました。(左:クリア 右:水色)
今では若干他の色にしておけば良かったと時々感じているのでこれから制作される方がいらっしゃいましたらじっくり考えることをオススメします。
文字ばっかで申し訳ないです。全然写真撮ってなかったんですヾ(・ω・`;)ノ
そして、耳型を取りオーダーを終えてから大体1ヶ月半~2ヶ月、ブツが届くわけです。
これがめちゃめちゃ長く感じましたね。間に1本イヤホン買ってましたし。根気よく待てる方って凄いと思いますよ。
そしてアメリカから日本に帰ってきたのはコチラ。
私「……やべぇ。」
語彙力0の私がそこに居ました。想像以上にやばかったんでしょうね。
音を鳴らす前にイヤホンを耳にはめる訳ですが、はめた瞬間に周りがシーンってなるんですよ。最近よく耳にするノイズキャンセル。あんな感じ。耳にピッタンコ収まっているので遮音性が高いのなんの。そして装着感の良さ。
私「とりあえずお気に入りの曲を…」
ポチ⇒
\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////
多分頭の中こんな感じでした。
クリアで迫力のある音が耳の中に広がり、今まで聴いてきた音ではないことがハッキリ分かりました。
私「買ってよかった…。」
1ヶ月もやし生活頑張った甲斐がありました。腹ではなく耳が肥えてくる気がしましたね。
あ、食生活はしっかりしましょうね?
しっかり食べて健康な状態で音楽は楽しまないと。
音質、性能については次の記事で書きましょう。ここでは、遮音性について触れたいと思います。
街中や電車の中でイヤホンをつける場面はあると思います。どうしても外に出ると外の音が入ってきてしまい、音楽と外の騒音が混じりますよね。外でCIEMを着けてみましたが感想としては「これは危ない」といった感じでした。
全く外の音が入ってこないんですよね。特に電車。車輪とレールから発生するあのガタンゴトンの音。あれすら聞こえなくなります。伝わってくるのは身体への振動だけ。車内アナウンスなんて一言も聞こえません。駅で列車を切り離すタイミングでつけていたものですから危うく車庫送りになりかけた経験も。それくらい超遮音性は高いんですよね。音に気づかず車に轢かれるなんて事もあると思います。使う場所はよく考えた方が良いですね。
CIEMに出会って私は本当に満足しております。お陰様でさらに沼に沈んでいく気がしてます。
たかがイヤホン、されどイヤホン。確かに耳に収まる音の出るアイテムに数万円を支払う事は常人からすると馬鹿げた話かもしれません。
それでも私は好きなアーティストさんの曲を全力で楽しませてくれる素晴らしいアイテムだと思います。視聴だけでもいいんです。あなたの好きな音楽を目一杯楽しんでみませんか?
最後に一言だけ、
おいしいものは最初に食べろ。