Campfire Audioのイヤホンは1本も所持しておりませんでしたが、オーディオ沼に落ちた友人が購入した為、お借りすることが出来ました。
ANDROMEDA MW10
エッジの効いたブルーの筐体に金のアクセント。見るからに高級感のあるルックス。日本向けに500台限定で生産されたモデルで価格は約18万円。
ANDROMEDAと言えば通常の緑の筐体のモデルが浮かぶ方が多いと思います。私は緑が好きなので色だけで選ぶなら通常版を所持してみたいですね。
初めて聴いたANDROMEDAは2020年モデルでした。どこまでも伸びそうな高音域と艶のあるボーカルには惚れ込んでしまいました。
で、これ。
その時、たまたま店舗に置いてあったMW10。
色も綺麗で限定モデルとな。
リケーブルを探しに来た友人と何も考えずに視聴した結果、2人ともイチコロでした。見事にどストライクなサウンド。
友人「これ買うわ、夏のボーナスで!」
ぼく「?????????」
男に二言なんてありませんでした。
後日バッチリEイヤホンの袋を片手に帰ってきたんです。
箱も高級感に溢れてます。
借りパクしたいレベル。(ダメだよ)
ここからレビュー
まず鳴らして1番に感じたのは全体的な迫力。普段使用しているMaverick+と比べるとかなり力強い音作り。特に中音域の量感が気持ちいい。ANDROMEDA特有のキラキラな高音域にしっかりと支える中音域。低音は量感よりも質感。バランスよくまとめあげられている。
アタックの金属感は私好みです。パーカッションの鳴りは過去一のイヤホンだと感じました。
ボーカルの位置はやや前よりでそれを包み込むような形で1つの音楽が作られており、筐体の中で響いている感じがあります。
このイヤホンを例えるなら↓
真夏の炎天下からクーラーがガンガンに効いた部屋に入った瞬間くらいの気持ちよさがありました。
対してMaverick+は実家の玄関開けた時並の安心感があります。
唯一の欠点はプレイヤー次第ではホワイトノイズが乗ってしまう事。M11 PRO ssモデルとX7 MK2 では気になるレベルではありませんが拾ってしまっていました。
異なる良さをこの2本で感じる事が出来ました。
どちらが優れたイヤホンであるとかそんなのはナシでどちらも素晴らしいイヤホンである事は間違いありません。
ANDROMEDAの良いところでもあり悪いところはその迫力のあるサウンドで耳が疲れてしまうこと。代わりに耳に来てしまうまでは極上の音が味わえるということ。
好きなアーティストの曲を2、3曲だけ本気で聴きたい時に最高の環境で聴いてみたい方にはオススメ出来ます。
私は30分で耳が痛くなり始めました…。
それでもこのイヤホンが大好きな事は変わりません。
是非ともウチにもANDROMEDAが欲しいですね。