【DAP】fiio X5 3rd 沼への入口だったプレイヤー
最近ではスマートフォンで手軽に音楽を聴けるようになった。Bluetoothイヤホンを付けて歩く人を街中や電車内で見かけることも多くなったのではないか。
音楽を聴くのにプレイヤーについては特にこだわりは無かった私。そんな私が何故プレイヤーに手を出したのか。
機材の性能を引き出す装置って男の子心くすぐられませんか?
「初めて手にした高級イヤホン Neptune を本格的な機材で鳴らしてみたい。違いが分からなくてもいいから形から入ってみよう。」
購入動機はこんな感じでした。
しかし、いざプレイヤーの価格を調べると数十万円の物が目に付いてしまい
「無理イイイイイイ…」
「fiio社……ふむふむ……」
「…あれ?このX5 3rdって機種なら買えそう。」
そうして初めて手にした記念すべきDAPがfiio社のX5 3rd。
X5 3rdを使用して
DAP選びの候補としてAndroid搭載モデルを探しており、予算と相談した結果こちらの機種に。
Androidを搭載しているメリットとしてはスマートフォンで契約しているサブスクリプションがそのままプレイヤーでも使える点。X5 3rdを使用していた時はApple Musicを利用していた。
音源を多く持っていなかった私にはとてもありがたい仕様であった。
スマートフォンと操作は変わらない。
しかしいくつか問題もあった。
時々動作が不安定に。
突然画面が固まったり、フリーズする事がある。これはWiFi接続時によく発生していた。
楽曲を保存してオフラインで聴けるようにすればこの問題は改善された。
聴けないことは無いが気になる人は気になるだろう。あくまでもAndroidはオマケ程度で考えておいた方が良い。
fiio社のDAPはモードを切り替える事で音質に極振りする事が出来る。それがpuremusicモード。
X5 3rdはこちらのモードに切り替えると動作がかなり安定する。音源を集め始めてからはこちらのモードを多用するようになったため、先程述べた不安定さから来るストレスは感じなくなった。
画面も適度なサイズでジャケットもしっかりと表示する事が出来る。デザインの良いお気に入りのジャケットを表示させながら音楽を楽しむ事が出来る。
写真ではアンプを間に挟んでいるが本体が大きすぎず小さすぎず、様々なアンプとも合わせやすいと感じた。
音質はコンパクトながらパワーのあるサウンド。活気のある元気な音が耳に飛び込んでくる。ポップスやダンスミュージックが気持ちよく聴けるだろう。
初めてプレイヤーで音楽を聴いて違いの分かりやすい機種でもあると感じる。
音源の取り込み(スキャン)はとてもスムーズに行うことが出来る。プレイヤーによっては曲を上手く読み取らない時があるがX5 3rdについては一切そのようなことは無かった。(1400曲程取り込んだ)
SDカードのスロットが2つあり、拡張性は十分。
端子は3.5mm端子に加えて2.5mm端子も備えられている。
「バランス接続って何?あ、これ2.5mmプラグのリケーブル買えば試せるのか。」
これ1台で様々な経験をする事が出来ました。
プレイヤー特有の動作の重さ、接続方法、音源の種類……
原理までは知らずとも、自分で模索して様々な変化を見つける事が出来た思い入れのある1台です。
DAP選び
DAPを初めて購入する際にはまず自分の使用用途を考えるべきでは無いでしょうか。
純粋に音源を取り込んで再生する事が目的であればAndroid非搭載のプレイヤーで問題ありません。
私のように音源は持っておらず、サブスクリプションで聴きたいという方はAndroid搭載モデルをおすすめします。その際はAndroidが快適に動くかのレビューを先に調べておくことをおすすめします。
最近の機種には大抵バランス接続用の端子が搭載されていますが、2.5mmか4.4mmのどちらが付いているかの確認をしておいて下さい。手持ちのイヤホンのリケーブルを選ぶ際に対応するケーブルを購入しましょう。(fiio社には2.5mmも4.4mmも搭載されたモデルがあります)
ここまで述べてきましたが、実際可能であればeイヤホンさんや家電屋さんなどDAPの視聴が可能な場所で1度手に取るのが1番です。
サイズ、性能、価格、用途を考えた時、1番自分に合った機種が見つかるはずです。
私が最近導入したプレイヤーは完全に限定と見た目に引かれて購入しました←
次回はそちらのプレイヤーについて触れていきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!