【レビュー】Unique Melody Maverick+ 200台限 唯一無二のオールラウンダー

Unique Melody Maverick+ e☆イヤホン梅田EST店開発記念モデルとして200台限定で生産されたイヤホンになります。梅田EST店は私が初めてカスタムIEMをオーダーさせて頂いた思い入れのある店舗でもあります。ずるいですよね、限定モデルって…。そりゃ欲しくなりますよ。

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さて、こちらのイヤホンを軽く説明していきます。

Maverick(マーベリック)は「異端者」や「一匹狼」という意味を持ちます。名前だけで既に強そうですね。男の子心くすぐられちゃいますね。

構成は5ドライバー(高域にBA×2、中域にBA×1、低域にDD×1、BA×1)

イヤホンが分からない人に簡単に説明すると、筐体の中に片耳5台もの音を鳴らす部品が入ってるんですよ。

ドライバーが増えると必然的に筐体のサイズは大きくなります。

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qdc Neptuneとの比較↑

 

写真から見てわかる通り、ドライバーのスペースの関係上大きくなっているのが分かりますね。ですが、装着感はとても良いんですよ。重量感を感じる事もありませんし、耳にピッタリ収まります。遮音性もしっかり確保出来ました。(耳の形状は人それぞれなので合わない方もいらっしゃるかもしれません。)

 

次に音質について感じた事を思うがままに書いていきたいと思います。

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どんなイヤホンでもある程度聴いてから「あぁ、こんな感じね」とか「この独特な味付けいいなぁ」とか分かってくるんですよ。Maverickは違いました。鳴らした瞬間から「これはやばい。」と語彙力0になりました。いやいや、そんな冗談をと言われましてもコチラが困ります。格安中華イヤホン、本格派のエントリー機、カスタムIEM、どれも好みの音質や装着感等からとても気に入っているイヤホンは沢山所持しています。別格だったんですMaverickは。

 

「こんな音鳴ってたっけ?」

 

よくこのフレーズはレビュー記事で見かけます。まさにこれです。何から何まで全部聞こえてきます。低域が~とか中域が~とか細かく私は語ることは出来ませんがとりあえず全ての音域の音を聞き取ることが出来るんですよ。

それだけの音の情報量がありつつもフラットにまとめあげられている。驚かされました。

高音質とはまた違った音と言いますか、誰が聞いても「凄い」と感じるサウンドです。

 

例えるなら、超高級な料理の美味しさってヤツです。美味しいのかどうかは分からないけどとりあえず凄いって感じる。アレです。限りなくネガな部分が無いんですよ。苦味を感じません。ちなみに私は貧乏舌です。100円の寿司で幸せになれます。話がそれましたね。ごめんなさい。

 

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リケーブルには色々オーディオ界隈の方にアドバイスを頂き、null audioのluneをチョイスしました。筐体とプラグ部の青がより一体感を増してくれました。音質の変化も大事ですが、見た目も大事ですね。所有欲がとても満たされます。音質の方は非常にクリアでとても気持ちが良いですね。耳かけ部もクセがなくて装着感もヨシです。お値段もとてもリーズナブルでコストパフォーマンスも◎。

 

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このMaverick+を購入した事によって、音楽を分析的に聴くことの面白さを見いだせた気がします。同じ曲でも新たな音を発見する事が出来る。専門的な知識はありませんが、「こんな音も鳴ってたんだ!」と気づくことが純粋に面白いんですよね。純粋にリスニングライクにチューニングされたイヤホンで音楽に浸るのも勿論楽しいですよ。また違ったところから音楽を聴く。同じ曲なのにイヤホン1つで楽しみ方が変わる。不思議な世界ですよね。イヤホンスパイラルに終止符なんて打てないんですよきっと…。

 

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次はどのイヤホンについて書きましょうか。

ネタなら沢山あります。リクエストお待ちしておりますねm(_ _)m

 

最後になりますが、早くコロナ収まって欲しいですね。皆さんと集まってオーディオ会でもやってみたいものです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!!!