UE 5proの音質&リケーブル制作のお話

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この間紹介したUE 5pro to goの仕様や音質について今回は書いていきたいと思います!あくまでも個人的な感想なので参考程度に読んで頂ければ嬉しいです。

 

さて、このUE5pro to goのドライバの構成は低域1発、中、高域1発の2BA構成になっております。

コネクタが特殊なIPXコネクションシステムとなっており、ウォータプルーフの規格IP67を認定されている非常に粉塵と水分に強い仕様となっております。

しかし、手持ちのリケーブルを手軽に試す事が出来ない点ではリスニング用として少し不便ではあります。

それでも初期に付属するUE Super baxというケーブルは非常に細い線材からタッチノイズはほぼ皆無、約4キロのバーベルを持ち上げることも可能という耐久面でもバッチリ。音質もこの上ないというハイスペック。しばらくはこのケーブルで十分に楽しめると思います。私は十分に楽しめました!

 

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ここからは音質について書いていきます。

第一印象は元気で厚みのある音。このイヤホン、結構低音が出ている気がします。試聴機とカスタムを比べると試聴機の方が低音の量感は多く、カスタムの方は締まった音が出ています。

2BAとは想像もつかないくらいエネルギッシュなサウンド、中域に厚みがあり、ロックや電子音楽、アニソンを聴く私からすればどストライクな音質でした。ボーカルも男女問わずしっかり聞こえてきます。

 

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つい最近、友人に依頼してバランスケーブルを制作して頂きました。バランス化した事により、さらに横に空間が広がり、中域の解像度がさらに高まりました。バランス接続にハマりそうです。

オーダーメイドの本体にオーダーメイドのケーブル。もうロマンの塊ですコレは。音もよし、所有欲もよし。最高ですね。

 

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依頼したのはこのケーブル。

プラグから線材の編み込み、細かいところまで気を配って制作されていることが一目見て分かるくらい完成度が高いんですよ。友人恐るべし。

制作前から線材やプラグについてもレクチャーして頂いてありがとうございましたm(_ _)m

 

オーディオって1人で静かに楽しむものだと思っていましたが、そんな事はありませんでした。聴くだけでは無く、機器についての語り合いもすごく楽しいんですよね。そして、今回はケーブルをオーダーした訳ですが、既製品を買うよりも愛着の湧き方は違いました。だってこれも世界に1本なのだから。友人には作ってくれてありがとうの気持ちもありますが、これに変えてここがこう変わった、また次もお願いしたい、そんな話が出来ました。そこも含めてこのケーブルには愛着が湧いてます。オーディオ初めてからの思い出の1つにもなりました。友人、ありがとう!!

 

沼に落ちて正解の趣味だと感じてます。

 

 

カスタムIEMのお話

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ポータブルオーディオの沼に入りかけていた時、それの存在を知ってしまった。

 

私「耳型を取って作るイヤホン??何それ??」

 

耳型を採取し、自分だけの耳に合ったイヤホンが作れるCIEM(カスタムインイヤーモニター)をEイヤホンの一角で見つけてしまったあの日。

家電量販店の2000円のイヤホンから中華イヤホンに乗り換えていた私には衝撃的だった。

 

私「なるほど、ステージ上でアーティストさんがつけてるアレね。それ要る??」

 

ステージ上で歌う事なんて今後無いだろう。せいぜい歌うならカラオケ程度。バンドなんてやったこともないです。合唱やってました。ハイ。

 

まぁ音を聴くだけならタダだし何機か視聴しよう。そうしよう。

店員さんに3台ほど試聴機を出して頂いて視聴した瞬間に購買意欲がグッと増した。しかし、

 

私「なんじゃこりゃ…今までのとは別モン…。」

???¥67,800 ←…。

ソリャイイ音デテマスヨネ。

数千円程度の中華イヤホンを使っていた私からすれば信じられない価格でした。

 

私「でもこれ世界で1台のオレ専用イヤホンになるんだよな、ロマンの塊では?」

 

完成品の見た目カッコイイな…

イヤーピース不要で完璧なフィット感と遮音性… 

今しかない、オーダーしよう。

 

そんな軽い気持ちでオーダーをその場で決めました。半分衝動買いです。

 

そしてオーダーしたのはUE(アルティメットイヤーズ)というアメリカのメーカーUE5pro to go。

人気ナンバー2という事もあり、とても人気な機種ということで納得もしました。

 

イヤホン本体への装飾は初めての制作という事でオプションは抜きにして左右で色だけ分けることにしました。(左:クリア 右:水色)

今では若干他の色にしておけば良かったと時々感じているのでこれから制作される方がいらっしゃいましたらじっくり考えることをオススメします。

 

文字ばっかで申し訳ないです。全然写真撮ってなかったんですヾ(・ω・`;)ノ

 

そして、耳型を取りオーダーを終えてから大体1ヶ月半~2ヶ月、ブツが届くわけです。

これがめちゃめちゃ長く感じましたね。間に1本イヤホン買ってましたし。根気よく待てる方って凄いと思いますよ。

 

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そしてアメリカから日本に帰ってきたのはコチラ。

私「……やべぇ。」

語彙力0の私がそこに居ました。想像以上にやばかったんでしょうね。

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音を鳴らす前にイヤホンを耳にはめる訳ですが、はめた瞬間に周りがシーンってなるんですよ。最近よく耳にするノイズキャンセル。あんな感じ。耳にピッタンコ収まっているので遮音性が高いのなんの。そして装着感の良さ。

 

私「とりあえずお気に入りの曲を…」

ポチ⇒

\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////

 

多分頭の中こんな感じでした。

クリアで迫力のある音が耳の中に広がり、今まで聴いてきた音ではないことがハッキリ分かりました。

 

私「買ってよかった…。」

 

1ヶ月もやし生活頑張った甲斐がありました。腹ではなく耳が肥えてくる気がしましたね。

あ、食生活はしっかりしましょうね?

しっかり食べて健康な状態で音楽は楽しまないと。

 

音質、性能については次の記事で書きましょう。ここでは、遮音性について触れたいと思います。

街中や電車の中でイヤホンをつける場面はあると思います。どうしても外に出ると外の音が入ってきてしまい、音楽と外の騒音が混じりますよね。外でCIEMを着けてみましたが感想としては「これは危ない」といった感じでした。

全く外の音が入ってこないんですよね。特に電車。車輪とレールから発生するあのガタンゴトンの音。あれすら聞こえなくなります。伝わってくるのは身体への振動だけ。車内アナウンスなんて一言も聞こえません。駅で列車を切り離すタイミングでつけていたものですから危うく車庫送りになりかけた経験も。それくらい超遮音性は高いんですよね。音に気づかず車に轢かれるなんて事もあると思います。使う場所はよく考えた方が良いですね。

 

CIEMに出会って私は本当に満足しております。お陰様でさらに沼に沈んでいく気がしてます。

たかがイヤホン、されどイヤホン。確かに耳に収まる音の出るアイテムに数万円を支払う事は常人からすると馬鹿げた話かもしれません。

それでも私は好きなアーティストさんの曲を全力で楽しませてくれる素晴らしいアイテムだと思います。視聴だけでもいいんです。あなたの好きな音楽を目一杯楽しんでみませんか?

 

最後に一言だけ、

 

おいしいものは最初に食べろ。

 

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KZ AS06 中華イヤホンって?

初めまして!この度イヤホンレビューを始めるべくブログを開設しました。オーディオ歴1年のど素人なので優しい目で読んで下さい…。

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さて、今回は他のブログや動画サイトで紹介され注目を集めているイヤホン AS06 についてレビューしていきます。 

 

まず中華イヤホンって何?って方がいらっしゃると思うので軽く説明を。

安くていい音出てるイヤホン←こんな解釈で大丈夫です。

 

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そして、中華と言うだけあってホントに中国からダイレクトに届きます。アリエクスプレスの練習にもなるので挑戦してみてほしいです。(Amazonでも買えるのでご安心を。)

 

本題はここから!AS06の評価ポイントを書いきたいと思います。

 

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(どうせ高いんでしょそれ)

そんな事言わせません。こちらの商品、2020/07/14時点ではAmazonで約5000円程度です。ちょっと良さげなイヤホンを家電量販店で買うのと同じ位の出費になるのではないでしょうか。後でイヤホンの内部についての説明を行いますが、構成だけを見れば数万円出さなければならないモノを積んでいます。

 

(イヤホンなら音が出ればなんでもいい)

騙されたと思って1度聴いてみてください。

箱から出して音を鳴らした瞬間から、「これやべぇ…」ってなります。語彙力のある人に聴かせてみたいですね。リアクションが気になります。

 

と言った感じでまとめますと、値段と中身がいい意味で一致しないイヤホンです。

万を超える高級なイヤホンには手が出ない…

でもいい音で音楽を楽しんでみたい…

そんな方には是非オススメ出来る1台となっております。

 

ここからは1年使ってみた感想と構成について書いていきます。

まず先に構成ですが低域に1発、中域に1発、中高域に1発の3BA構成になっております。

コネクタは2pinでリケーブルが可能です。

音質についてはクリアで寒色系のサウンドです。ボーカルの位置も割と近いです。

高域はスッキリ伸び、中域はバランスの良い位置に、低域は締まった鳴り方。

篭った感じが無いのが高音質を感じさせる要因になっているのではないでしょうか。

聴こえ方は人それぞれですが、個人的な感想を述べるのであればこれは5千円で聴ける音ではないと思います!そして、クセのない万人受けするタイプの音だと感じました。

装着感も悪くなく、自分の耳に合ったイヤーピースを選ぶだけで遮音性は十分に確保出来ます。音漏れも少なめです。

メーカー機も何台か使って来ましたが、AS06を手放そうと考えた事は無いくらい気に入ってます。数万円台のイヤホンを超えることは出来ませんがそれでも5千円という破格が納得させてくれます。中華イヤホンから得られる満足度から私はオーディオの世界に引き込まれてしまいました。コロナが流行する今、お家の中で音楽を楽しんでみませんか?

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

最後に一言だけ言わせて下さい。

 

イヤホンは沼です………

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