2022年の10月末に入手したこちらのイヤホン。
久しぶりの中華イヤホンだったのですが、新作ってすごい勢いで出てくるんですね。
最近はMaverick+とANDROMEDA MW10の2本を使い分けてましたが、原点に戻って中華イヤホンを聴き込んでみました。
集めるのも楽しいですよね、中華イヤホン。
CCA社のイヤホンでは C16を使用した際に衝撃を受けました。片耳8BAのパワーは今でも忘れられません。
中華イヤホンと言えば、私の中では多ドラ機、ハイブリッド機がイメージされていましたが、今回のイヤホンは1DDのイヤホンになります。
普段から1DDのイヤホンは使用していなかったので期待が膨らみます。
ケーブル、イヤーピースが付属品として入っております。
本体は金メッキのプレートにスモークのかかったシェル。プレートは指紋が目立つので汚れたら拭いてあげましょう。
数年前の中華イヤホンに比べて確実にクオリティは上がっているように感じます。
ここから音質について書いていきます。
・中~低音の厚みがある音色
・音のボワつく感じは無し
・低音の量感は聴き疲れる程ではなく程よく出ている(沈み込むような重低音を期待するならオススメしない)
・ボーカルの位置は中間、自然な立ち位置
・中~低音に寄っている分、派手な曲が気持ち良く聴けるが、楽器の多いゴチャゴチャした曲だと音が混ざる
・高音は刺さらない。こもった感じも無く、パーカッションが歪んだ音になることもない
・ホールのような残響感は少なめ
中華イヤホンでありがちなパワー系ではなく、綺麗にまとまっており、個人的には〇。
本体の金メッキのフェイスプレートも重量感が無く、装着した際に外側に向かって傾く事もないので、自然な位置で装着することが出来る。
本体も軽いため、長時間の装着もそこまで苦では無い。音質と相まって、長く付けても疲れにくいだろう。
価格は先代モデルより少し割増価格となっているようで、初めて中華イヤホンを購入する方にはハードルが高いように思える。
価格はやや張るが、クセの無いバランスの取れた音質とストレスの無い使用感から、この価格の価値はあると感じる。